育児休業を6ヶ月取得した僕が自民党の宮崎健介衆議院議員が1か月の育児休暇を取ることについて書いてみる

朝から飛びこんできたこの佐々木さん(@sasakitoshinao)のツイート。


なんだろな?と思いつつ、この時点あまり記事を見ずに以下を返してました。


しばらく見てるとまぁ、いろんな賛否両論と罵詈雑言が飛び交ってまして。。
佐々木さんのリプライへの対応すごいなぁと思いつつ。
僕自身、次男の育児をしたかったので6ヶ月育児休業を取ったので今回のこの話題について書いておきたいなと。

まずは休業と休暇の違いを知っておこう

よく、「育休」って言いますけど、実は2つあります。
佐々木さんも使い分けていますが、「育児休業」と「育児休暇」です。

育児休業とは?

簡単に書くと会社からお金をもらわず、籍だけは残した状態にすることです。
これは法律で定められていて、しかるべき手続きを踏んで取得します。

育児休業(いくじきゅうぎょう)とは、子を養育する労働者が法律に基づいて取得できる休業のことである。事業所により就業規則などで独自の上乗せ規定を設けられている場合もあるが、本項目では、1991年に制定された育児介護休業法によって定められた育児休業について説明する。
この説明は、2009年9月30日からの改正に基づくものである。
育児休業の期間中には、勤務の実態に基づき給与は支給されないか減額されるが、それを補うものとして育児休業基本給付金と育児休業者職場復帰給付金の支給を受けることができる。休業は法律により定められている労働者の権利であるため、事業所に規定が無い場合でも、申し出により休業することは可能であり、問題がある場合には事業所に対して労働局雇用均等室からの助言・指導・勧告がなされる。
引用:Wikipediaより

僕が取得したのはこちらです。

育児休暇とは?

こちらも簡単に言うと会社に休暇申請を出して、育児に専念することです。
休暇中の給与は会社の規定に従うので通常であれば支給されますね。
こっちは特段書いてある文献を見つけられなかったのですが。
会社には休暇として出すので、それが育児のためなのかどうなのかわからないケースもあるはずです。
なので、世間で育休率が上がらないと言いますが、この部分がカウントされない、〜厳密にはわからないので〜ってのもあると聞きます。

今回の宮崎健介衆議院議員は?

huffingtonposの記事、朝日新聞の記事を見ると「育児休暇」ですね。
そもそも休業という概念が国会議員にはないのか。

さらに国会議員は休暇の扱いが一般と違う

国会議員にはそもそも休暇というのがどうやら定められてないようです。
個人の裁量に任せられているようですね。
なので今回は本会議の都度欠席届を出すようです。
学校に「今日体調悪いんで休みます」みたいなものでしょうか。
こうなると判断しづらい部分がなきにしもなんですが。

僕が今回のことを見て思った事

僕は「いいな」と思うし、育児休暇とって家事をやってたらいいじゃないかと思います。
はっきり言って大変ですから。
6ヶ月昼間の育児を一人でやった人間からすれば
「是非頑張ってください」
「子供さんと楽しいひと時を苦労しながら楽しんでください」
です。
だって早々経験できないことですからね。
経験に勝るものはないと僕は思っているので。
ちなみに蓮舫議員がこんな発言をしてました。


「育児休暇」であれば給与は出るので条件は一緒かと。
育児を合間にやれるなんて思うのは僕は間違いだと思います。
生まれて最初の1ヶ月なんで母親は子供にかかりきりで何もできません。
家事やその他身の回りのことをやってくれる人が絶対必要です。
それを旦那さんがやるのかそれ以外の人にお願いするのか、それはそこの家庭の自由なんで、旦那さんがやるというならそれでいいではないですか。
国会議員であるという点が今回のいろんな論争になっているんだとおもいますがそれ行っていたら何も始まらないかと。
是非是非前向きに進むよう議論してほしいです。
周りはそういったことができるようにサポートしてあげるのが一番かと。

前例がないのであればつくればいいし、そのための調整は必要

今表にでている記事ではわからないのですが、どのくらい調整したのかなと。
突然この時期に「育児休暇とりまーす」なんていってたら前例もないから騒ぎにはなりますね。
ちなみに僕のときは11ヶ月以上前には身近な関係者に。
キーマン(上司)などには半年前には伝えてました。
国会議員なで「はい代わりを入れます」というのもむずかしいでしょうが、前から伝えておけばもう少しスムーズにできたんじゃないかなと思います。
前例がないことは誰かがやらないといつまでもそのままです。
今回を機にいろんなことが見直されればいいなと思います。
本当このツイートのとおりで、国が目指すならまずそこにかかわる人たちが反対するのではなく「どうしたらできるか?」を検討してもらいたいですね。


育児をするのが大変な社会ではなく、誰もが育児を楽しめるそんな社会になることを僕は望んでいます。
僕自身の育児休暇にまつわる記事はこんなのがあります。
今回の件をみて「自分も取得してみよう」と思ったからは参考にどうぞ。

【育児休職】育児休職6ヶ月間を振り返って 雑記的なものをまとめました

【育児休職】ついに育児休職期間に入りました 〜育児休業前の最後の1ヶ月でやったこと〜

2014年11月より育児休業を取得することにしました