僕が鬱になりかけた話しと今思う事

2017年7月、僕は鬱になりかけてたみたいです。
色々とプレッシャーもあり、疲れもありでだんだんと追い込まれていたようです。
どんな状況だったかをまとめておきます。
自分大丈夫かな?と思った人がこの記事を読んで少しでも自分の判断材料になれば。
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僕が鬱になりかけた話しと今思う事

僕自身こんな風になっているとは思ってもいませんでした。
結果的に心療内科の先生やココロの事を学んでいた友人に話しを聞いてもらって少し安心できる状態になりました。

どんな状況だったのか?

鬱っぽい状態になるまでの状況です。

仕事が忙しい

とにかく仕事が忙しい状況でした。
2017年に入ってからずーっとそんな感じです。
自分にとってはとにかくプレッシャーが強くかかる状態でした。
そんなかで数ヶ月前まで、なかなか頼る人も相談する人もいない状態でした。

有給を使えてない

仕事は忙しかったもののずーっと残業続きというわけではなく、それなりに山谷はありました。
数ヶ月ほど自分の為に休みを使えなくなってました。
確かに何度か休みを取得はしているのですが、子供が体調を崩したから取得するみたいな状態でした。
つまりや力がなくバネが伸びきった状態で、ずーっと動いている様な状態でした。

何がきっかけでどんより落ち込んだのか?

きっかけは本当疲労の蓄積だったんだと思います。
とある日に遅くまで仕事をして、夜中に寝ました。
その翌日でした。
家族よりもかなり遅めにおきて、何となく朝ご飯を流し込みました。
ここでいつもならランニングに繰り出したり、ブログを書こうかなと思うのですが、この日は違いました。
全くやる気が出ないんです。
楽しかった事が、楽しい、やりたいと思えないんです。
とりあえず何もしたくないのでまた横になる事に。
その時の心境をFacebookに投稿してました。

そして、この日は本当になにもしない日でした。
妻も疲れが溜まっているのを察してくれて夜は外食に行ったのですが、やっぱり疲れてるのか食事のときの会話への反応もイマイチでした。
家にいるときは口数少ないのですが輪をかけて少なかったです。
多分この日が疲労と心労がピークを超えてしまったんだと思います。

その前後に身体的に起こった事、心理的に変わった事

この辺りから身体的に起こったのはこんな事でした。

布団から出るのが億劫になる

目は覚めるのですが布団から出るのが億劫になります。
まどろんでいたい気持ちが強くなり、ぼーっとしてたくなりました。
布団から出るののも子供達の朝ごはんを作らねばという気持ちに急かされてようやく行動開始になります。

夜中に何度か目が覚める

ふと夜中に目が覚めるんです。
夢にうなされたとかではなく。
それを夜中に数時間おきに繰り返してました

寝起きに全身から汗がでる

おきなければと意志を起きる方向に持っていこうとすると全身から汗が出るようになりました。
特定の場所ではなく、本当に全身です。

肩こりこと首のこりが酷い

僕は隔週で身体のメンテナンスとしてマッサージに通っています。
毎度色んな筋肉をほぐしてもらうのですが、首のコリと肩こりこが半端になく酷くなりました。
奥の方までガチガチに固まっていました。
もともと今の担当になってから酷かったのですが、最近はとくに酷いようです。

周りへの関心が薄れた

周りの人がSNSに投稿している事にも全くと言っていいほど興味がでなくなりました。
ボーッとみてる感じです。
なので返信をもらっても返せないし、返すのもまとめてだったりと。
思考がゆるくなるんですよね。
概ね僕が捉えていた変化はこのような所でした。
他にも色々自分が捉えられてない変化はあったのかもしれませんが。

なんで普通になったのか?

なんで踏みとどまれたのか?
こればっかりは、ハッキリした事はわからないのですが、こんな要素が絡んでたのかなぁと思います。

周りが助けてくれて、それを聞く余裕があった

何よりもこれが大きいかなと。
ふと投稿した内容をみて「ヤバい」と沢山の人が思ってくれて、コメントをくれました。
そのコメントをみて「あ、ヤバいのか?やっぱり」とまだ思える自分がいました。
ここで言われた事を素直に聞けていなかったらまた違ったのかもしれません。
仕事でも色んな人が助けてくれて何かと手を差し伸べてくれました。
色々と不安に感じていたものを解消できたのがきっかけなのかも知れません。

人に話す事でスッキリした

その時の気持ちをSNSに書いたり、Facebookメッセージを個別にもらって話しをしたり、病院の先生に洗いざらい聞いてもらったり、ココロの学びをした人に聞いてもらったり。
何かと人に話す事で、「あ、大丈夫になれるかも?」という気持ちが出てきました。
人に話す事でスッキリするんですね。

多少でも運動に取り組んでいたのがよかった?

よく気分が滅入っていたりするときは運動しなさいみたいな話がありますよね。
僕もこのブログを始めるのと同じくらいから、ランニングを始めて、今日まで続けてきています。
ロードバイクも始めました。
そうやって身体を動かしていたので落ちていくまでに少し余裕があったのかもしれません。

今の判断はただしかったのか?

何とか1週間を乗り切り、病院へ行きました。
ただ、週の後半はわりと上のような周りの助けもあって「楽に」なったと感じてはいました。
お医者さんには、これまで出ている身体的な症状を伝えました。
大分会話してたように思えます。
僕が早口なので時間にしたら結局10分位でしたが、僕の中では30分位話してる感じでした。
先生は何度も僕の顔をみて質問をしたりしてくれました。
そしてその結果的にとして、まだ顔色もいいし、ちょっと様子をみましょうという事になりました。
他の病院に行って、また診てもらい診断書を書いてもらうという手もあるんでしょうが、今回はそこまでしませんでした。
自分の中でも心が落ち着いて来ているのがわかっていたからです。
まぁ、後は素直に「ここで休んだら会社での評判も下がる」という気持ちもありました。
きっとこれは違うんですけどね。
今の自分にはどうしてもそう思えてしまうのです。
だからこそ回復傾向にあって診断書出なかった事にホッとしてる自分もいます。
この判断が正しかったのか?どうか。
それは後になってから分かるのかもしれません。
今は自分の状態に気付けたので正解だったと思っています。

自分を守れるのは自分だけ

何事にも限界があると思っていて、その境目を知る事は大事かなと。
そして限界を超えないようにコントロールできるのは自分だけなんです。
自分を守れるのは自分だけなのです。
もちろん今回のように周りが色々気付いてアドバイスをくれます。
でもそれを受け取り判断するのは自分。
だからこそ自分を守れるのは自分だけだと理解しておく事が大事なんだなと、今回の件で思いました。
また「ヤバい」なと思ったら全力で「逃げ」ます。